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繰り返しの心理
入社数年でまだ経験の浅い部下ならなおさらその傾向が強いでしょう。しかし、なかには努力でカバーできる部分ではなく、本人の性格や能力が重大な問題となっていたり、生来の性質がその仕事に向いていないという場合もあります。自分の部下や後輩にそういった兆候が見られたのなら、失敗したしないに関わらず、早い段階でそのことを本人に告げるべきでしょう。
失敗の原因さえきちんと分析して改めれば、次に同じような状況になったとしても、もう失敗はしないのだと、ミスをした当人が前向きな気持ちで失敗をとらえて改善策を考え出せるような下地を作ってあげましょう。ただし、仕事に向く向かないということは、その仕事をある程度続けていかなければ判断しづらいところもあります。人間は同じ事を続けていれば、その状況に適応し、能力は伸びていくものだからです。
人が落ち込んだときというのは、自分はもうだめだと失敗したという事実しか見えなくなり、軽い鬱状態になってしまう場合もあります。そうして失敗は改善のチャンス、失敗は成功の元と認識させ、「よし、がんばろう!」と次のやる気へと気持ちが繋がっていくような対応が望ましいのです。
ビジネス心理において、努力の繰り返しがスキルアップになります。けれど、「今は偉そうにしている部長だって、昔はこんなひどい失敗をしたんだ」と、自分や身近な上司の失敗談を持ち出せば、「失敗してもやり直すことができるんだ」と、救われたような気持ちになるものです。
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